環境は共感的な世界

ユクスキュルは、こう説きました。

生物種ごとに住む世界のイメージは異なっている

アリにはアリの世界、チョウにチョウの世界、サクランボにはサクランボの世界がある。みな、それぞれちがう、「じぶんの世界」を生きているのです。

生物にとって、意味あることだけが知覚されます。ユキュスキュルはそれを、環世界 (Umwelt) と呼びました。「行動は刺激に対する物理反応ではなく、環世界あってのものだ」というのです。

ひるがえって、私たち人間はどうでしょうか。