包まれて、忘れている。

私は虫であり、虫は私である。

このことを悟ってからは、自然は自分のためにあり、
自分は自然のためにあることを、つくづく実感する。
そして、身のまわりのごく普通の自然が、いままで以上に大事に思えるようになりました。

画家・熊田千佳慕のことばです。どうしたら、そのような心境にたどり着くのでしょうか?

実は私にも、すこし心あたりがあります。私はカリフォルニアに移住して以来、週末には山野辺の路を歩いてきました。数えてみると、600回ぐらい、サンタクルス山麓丘陵地帯のあちらこちらを歩いてきたことになります。