実生

実生(みしょう)。種子から芽生えること。

岩田慶治『花の宇宙誌』の一節から。

禅では「莫妄想』、つまり、「妄想することなかれ」ということをいう。気がかかりなこと、考えても仕方ないことを綺麗さっぱり忘れる。クヨクヨと無駄な思わくにとらわれない。そうすると、あたらしい、ユニークなアイディアがうかびあがってくる。雑多なイメージを切り捨てるところから、新鮮な着想がうかびあがってくる。つまり、禅は創造的活動のためにはたいへん有益。そういう意見であった。