「2秒セリフ」が英語のとびらをひらくカギ
自然の理にかなったプラクティスこそ
すべてに通じること、ひとつのカギ。
それは、プラクティスの単位です。
じぶんは何をどれだけプラクティスしているのか?
ふりかえり、自覚できなければ、努力が報われません。
それどころか、そもそもプラクティスをしていないのとおなじことになってしまいます。
2秒ほどの単位で区切れること
私たちは、吐きだす息にのせて話します。
呼吸の長さ、つまり息つぎをせずに、話すことはできません。
動画で出てきたように、日常会話の発話の9割は、2秒以内です。
意外に感じるかもしれませんが、ほとんどのセリフは2秒以内で完結します。
これには、どういう意味があるのでしょうか?
プラクティスとは、予行演習です。
現実に起こる出来事でプラクティスしなければ意味がありません。
現実に起こらないこととは?
・ネイティブの音声を聞いているだけ。
・それを聞いても文字を読んでいませんか?
・ネイティブとおなじように、ひと息でリズムをつけて言っていますか?
音読しても、現実に起こらないようなスピードで読んでも、それはプラクティスにはなりません。
なぜなら、現実に起こらない、つまり、そのように語りかけられることがないからです。
また、あとで比べようがありません。
じぶんが知っている「のんびり」発話は、現実に起こらないのですから。
じぶんで、ひと息ごとに(2秒のセリフごとに)出力すること。
これを単位として、声のセリフの出し入れをくりかえします。
量的にも、質的にも、どれだけくりかえすかが、学習全体のカギです。
じぶんの出力を手本に近づけようとすること、それをふりかえり、自覚することです。