I like my life. (生きていることが愉しい)
雲の上の空。
雲ひとつひとつの上を、歩いてみたい。
シカゴ美術館 (The Art Institute of Chicago) の壁一面。
『Sky Above Clouds IV』。
ジョージア・オキーフ、77歳の時の作品です。
雲景画シリーズの第4作。
2mx7mの巨大な絵画です。
「毎日、ガレージで描きました。
朝6時から夜の9時まで、集中が途切れることなく。
馬鹿げていると思われるほどのサイズですが、何年も心の中で思い描いていました。」
My painting is what I have to give back to the world for what the world gives to me. (世界が私に与えてくれるものにお返しする心を描いている)
雲景画シリーズの後、オキーフは病気で視力の大半を失います。
が、99歳の生涯を遂げるまで絵を描き続けました。
ユキさんは言います。
「31年ぶりに訪れました。
この絵です。
空の色、雲の形。
心を惹きつけて離しません。
絵は心の鏡です。
いえ、心が絵。心が詩なんですね。
出典・参照:以下のエンパレットなど