Spotify, Music Identity

I love music.(音楽が好き)

シカゴに住む学生さんのT君。
こんな話をしてくれました。

「Spotifyで聴いています。
年末になると、年間のリスニング統計データが送られてきます。
これは去年のデータです。今年もそろそろ。

40,000分。
ということは、655時間。
1日平均、1時間半から2時間の間。
500アーティスト、1500曲。

ぼくのMusic IdentityはDevoteeだそうです。
熱中型とか集中型とでも言うんですかね。(*注1)

旅行中にたくさん聞きました。
いちばん聴いたアーティストは6000分。
コンサートにも2回行きましたよ。
全体の15%。

推測するに、ざっと:
Top5で50%。
Top10で65%ぐらい。
あとは、数%がずっと並びます。

20/80の法則って言いますよね。
2割のアーティストで80%。
ぼくの場合、それよりもっと集中していますね。

Spotify, Music Identity

Music is who you are.(音楽でじぶんがわかる)

なるほど。
リスニングデータで、どんな年だったか想像するのも楽しそうですね。

ところで、T君のTop10ですが、何かに似ています。
集中度が高い統計分布といえば?
私たちが使っている単語の使用頻度。
Top 100の単語で65%。(*注1)

この話を聴いていた、Pさんが言います。

へぇーすごいなぁ。
私も音楽好きなんですけど、時間がないなぁ。
あとYoutubeやラジオも聴くからね。
それから、他のアプリでじぶんのライブラリーから聴いている。
私の場合、音楽を探すツールかな、Spotifyは。
400ぐらい、探してみたいね。

それにしてもすごい差があるね。
T君の100分の1だ。
全体の35%より多いってことは、平均時間よりは少ないね。

Spotify, Music Identity

出典・参照:以下のエンパレットなど

(注1)学習のタイプ指標として

マイヤーズ=ブリッグス・タイプ指標(MBTI)」がよく知られていますが、それにインスパイアされたのでしょう。Spotifyの指標軸は:

慣れ親しむこと vs. 探求すること
アーティストを繰り返す人と、新しいものを探求する人。

時代性 vs. 新しさ
古い曲にも興味を持つ人と、新しい曲ばかりに目が行く人。

忠誠心 vs バラエティ
同じ曲を繰り返し聴く人と、同じ曲に戻る前に多くの曲を循環させる人。

共通性 vs. 独自性
人気のあるアーティストを追いかける人と、より無名なアーティストを探す人。

(*注1)ことばは寄りそいあう① [言語の本質はつながり]

蓄音機と人間の不思議①(音のつぶつぶ感を味わう)

英語トレイル Musicのとびら