Lessons are not given, they are taken.(レッスンは与えられるものではなく、学びとるもの)
教わっても身につかない、じぶんで学ぶのでなければ。
イタリアの詩人、パヴェーゼのことば。
何かができるようになるために、必要なことは?
教えてもらうことでしょうか?
授業、講座、レッスン。
習いごとといえば、だれかがレッスンを授けてくれること?
確かに、教えてもらえば、知識が手にはいります。
知らなかったことを教えてもらうのですから、学びになるはずですね。
教えてもらうことは、学ぶための最善の方法のひとつです。
でも、「教えてもらう=身につくこと」ではありません。
いくら教えてもらっても、じぶんでしないことにはできるようにはなりません。
いくら知識を授けてもらっても、たいていのことは、なかなかできないもの。
「学ぶ=できるようになる」ではないのです。
などといったことをわざわざ言わなくても、身につまされることがありますよね。
〇〇のレッスン。
オンラインで受けられるレッスンがたくさんありますね。
レッスンは授かった後が大事です。
学んだことを実践する必要があります。
プラクティス(じぶんでする)してはじめて、学びがはじまります。
身体を使って身につける。
「身体を使う」という時、実は、それは身体ばかりではありません。
身体を使うことで、脳の各領域が活性化されます。
身体を使うと心が働くのです。
くりかえし、ふりかえり、じぶんの心身に染み込ませていく過程。
その過程で、じぶんが変化していくことが学びです。
「何かができるようになる=考えないでもできるようになる」
身体で身につけるとは、頭で覚えておく必要がなくなるぐらい、自動化することです。
レッスンには教え、教訓という意味もあります。
それは、身に染みてわかる、という意味がこめられています。
レッスンは、与えられるものではなく、身をもって学ぶもの。
Easier said than done.(言うは易く行うは難し)
このことわざのとおりです。
言うのは簡単ですが、行うのはむずかしい。
ではどうしたらいい?
言うのは簡単なら、まず声に出して言ってみましょう。
そうすれば、プラクティスを楽に始められます。
I love practicing.(プラクティスがたのしい)
出典・参照:エンパシーム英語トレイル2(66)Choose. 以下のエンパレットなど