Keep yourself composed.(平常心)
あー、おしい!
いまのシュート、決められたはずなのに!
スポーツの試合で、こんなシーンがよくありますね。
決定力がない、などと言います。
絶好のチャンスを逃すこと。
決定的な場面でミスしてしまうこと。
プレッシャーのかかる場面で落ち着いてプレーできることを言います。
でも、それがむずかしいのですよね。
プレッシャーがかかると、力んでしまい、じぶんでゴールの枠の外にけってしまう。
ふだんはできるはずのことが、できなくなるー
サッカー界屈指のストライカーのひとり、セルヒオ・アグエロ選手は言います。
Put in the work on the ground.(本当に、プラクティスすること)
「決められるはずのところで、ゴールを決められるには?あたりまえに聞こえるかもしれないけれど、ふだんのプラクティスこそ。過小評価してはいけない。」
むずかしいのは、その場で突然「決定力」を出せることではなく、ふだん、そのプラクティス(予行演習)を欠かさないことです。
ふだんから、いつも、その練習を積んでおく必要があります。
突然、「決定力」はつきません。
そもそも、決定力、という力は存在しないのですから。
運はだれにもおなじようにあります。
運の確率を上げた結果を、そのように呼ぶだけ。
唯一のちがいは、そのためにプラクティスしているかどうか。
プロスポーツの世界でなくても、私たちの身の周りにあります。
勇気を出せとか、親切にせよとか、気にするな、とか、緊張をほぐせとか、落ち着けとか。
その時になって、急にやろうとしても、プラクティスしていないことはできません。
反対に言えば、プラクティスすればするほど、できるようになります。
プラクティスは、じぶんにむずかしかったことが、やさしくなる過程。
じぶんが変化することです。
そのためには?
マジックはいりません。
「プラクティス」のひとことを、いつも思い出すことです。
ふりかえれば、思いだせます。
ふりかえるプラクティスを身につけることです。
出典・参照:以下のエンパレットなど