Empathemian, Grinda, Sweden

Character is who you are in the dark.(だれにも見えないじぶんが、真のじぶん)

のびた:ねぇ、ドラえもん。勇気のもとってある?
ドラえもん:のびちゃん、おもしろいこと言うね。
の:ドラえもんがいつも言ってるじゃないか。素になるものが大事だって。
ド:あー、そうそう。
の:で、勇気の素って何?
ド:素直。
の:それだけ?
ド:そうだよ。じぶんにね。
の:じぶんに、って?
ド:真実を語る勇気。じぶんにさ。
の:えー。真実とか言われると、あせるなぁ。
ド:素直なままで、いいんだよ。
の:じぶんにでしょ?
ド:そう。
の:人が言えないことを決意して言うみたい。
ド:あー、裁判ドラマの証言台に立つみたいな?
の:それそれ。
ド:それも勇気だろうけど、勇気は突然、ポンと出てこない。
の:じゃ、どうすればいいの?
ド:わからないことはわからない、って言えばいいんだよ。

If you tell the truth, you don’t have to remember anything.(真実を語れば、何も覚えておく必要がない)

ド:マーク・トウェインのことば。
の:いつも真実を言っていれば、あとで言い訳しないですむ、ってことでしょ。
ド:そのとおりだよ。話の辻褄を合わせる必要がないからね。
の:なんか、痛いところをつかれたみたいなかんじ。
ド:あー、そうかもね。
の:そもそもさ、真実って何だろうね?
ド:ウソやいつわりのないこと、って辞書に出てくるよ。
の:ウソをついてなくてもさ、真実か?って言われると緊張するよ。
ド:どこか心もとなくなるもんだよね。
の:大体、何が真実か?なんてさ、よくわからないことが多いよ。

EmpathemeでSeedをひとつ、つくるだけ

ド:確かにね。正しいと思うことでも実行はなかなかできないもの。
の:じぶんではウソはないつもりでも、信じてもらえなかったりさ。
ド:そう。だからさ、トウェインさんのことばに行き着いちゃう。
の:どうして?
ド:あれこれ考えたところで、できることは限られているから。
の:って言うと?
ド:素直にそうだと思うことを言えば、いいんだよ。
の:素直ね。
ド:話は、のじぶんにもどるってわけ。
の:素のじぶん?
ド:飾らない・構えない、じぶん。
の:飾らない・構えないかぁ。
ド:端的に言うと、だれにも見られていない、じぶん。
の:たとえば?
ド:ひとり静かにすわる時のじぶん。
の:ひとり静かにすわる時?
ド:ひとりにならないと、わからないよ。
の:じゃ、いまのぼくはちがうの?
ド:いまはぼくとの話に気を使っているから。
の:ひとりの時にどうすればいいの?
ド:じぶん自身にそっと、素直に言ってみるだけ。
の:何て?
ド:わからない時は、わからないって。

勇気は、突然にはでてきません。
ふだんの姿勢に、勇気の素があります。

出典・参照:以下のエンパレットほか

本当のじぶん? [ひとりが勇気の姿]

そのように、声に出して言う。[ソクラテスが本当に言ったことは?]

ひとりを自覚する勇気がじぶんの証 [だれにも知られない努力こそ]