Filter out the noise.(ノイズをフィルターする)
天然の水、ミネラル・ウォーターは、なぜおいしい?
長い時間をかけて、自然が水を
その名のとおり、ミネラルを豊富に含みながら、不純物質を取り除いているのです。
木目の大きさの違いを利用してふるいにかけることです。
身近かなところに、いろいろなフィルターがありますね。
浄水器。空気清浄機。
コーヒードリップのフィルター。
余計なものを取り除いた後に残るもの。
そこに、抽出されているものがあります。
おなじように考えて、心のフィルターはあるでしょうか?
実は、人間の身体が心のフィルターです。
Less is more.(余計なものを取り去ると、大切なものが残る)
のびた:ねぇ、ドラえもん。
ドラえもん:何?
の:ごちゃごちゃの頭をさ、スッキリさせてくれる道具、ない?
ド:雑念を問い払って頭をクリアする、メンタルフィルター!
の:え、ホントにあるの?
ド:エンパレットに何度もでてきているよ?
の:えーと、なんだっけ?
ド:ひとり静かにすわること。
の:あーそうだった。静かにすわると。。
ド:それだけでフィルターの働きをしてくれる。
の:なぜだっけ?ただすわるだけで。
ド:ひとつのことに集中できるから。
の:集中?
ド:他に何もしない状態ができれば、それがはじまりになる。
の:それだけでいいの?
ド:いつも、おなじ場所、おなじ時間にすわること。
の:でもさ、すわっても何も始まらないけど。
ド:かみ砕いて、言うとさ、こういうこと。噛み砕くっていうのも、ひとつのフィルターだな。
ただ「すわる」ことではなく、すわる作法。
シンプルな作法が雑念をとりのぞきます。
「身体を使うこと」がフィルターになります。
作法ということばを、むずかしく考える必要はありません。
余計なことを考えない、わずかな時間をつくるだけです。
時間やエネルギーのロスがなくなること。
その時の場、時間、姿勢がフィルターになります。
何をフィルターしている?
不要な入力をフィルターします。
余計なものを順に減らしていくことです。
何がフィルターになる?
① 静穏(騒音・雑音の影響に、ふだんは気づいていないから)
② 姿勢(うつむいていないこと。姿勢は感情にも思考にも影響する)
③ 呼吸(ふだんは気づいていない、じぶんの身体の様子に気づく)
④ 時間(わずかな時間をもつこと)
A moment of calmness clears your mind.(静穏のひと時が雑念をフィルターする)
作法を日々続けることを「ルーティン」と呼びます。
エンパシームメソッドの「みちゆくときよ」には、それぞれフィルターの役割があります。
過剰をとりのぞき、大事なものを抽出するフィルター。
それは、身体を使って、出し入れをくりかえす行為。
いちばん、はじめが「み」。
[みちびく] フィルターです。
ひとり静かにすわる、わずかな時間をつくることが、はじまりになります。
エンパシームをひらくと、今日のエンパレットが現れます。
ひとつのことだけに意識が傾くことで、自然な流れができます。
じつは、脳を活性化させるのは、無意識のフィルターです。
意識を傾けるのは、はじめるところだけ。
あとは、無意識に委ねるから力になるのです。
It’s your subconscious filter that matters.(無意識のフィルターだよ、大切なのは)
出典・参照:『毎プラガイド』、以下のエンパレットなど