Empathemian,
Mount Shasta, California

Filter out the noise.(ノイズをフィルターする)

天然の水、ミネラル・ウォーターは、なぜおいしい?

長い時間をかけて、自然が水を濾過ろかしてくれるからです。
その名のとおり、ミネラルを豊富に含みながら、不純物質を取り除いているのです。

濾過ろかとは、不純物をとりのぞくフィルターの働きです。
木目の大きさの違いを利用してふるいにかけることです。

身近かなところに、いろいろなフィルターがありますね。

浄水器。空気清浄機。
コーヒードリップのフィルター。

余計なものを取り除いた後に残るもの。
そこに、抽出されているものがあります。

おなじように考えて、心のフィルターはあるでしょうか?

実は、人間の身体が心のフィルターです。

Empathemian『Like a filter』

Less is more.(余計なものを取り去ると、大切なものが残る)

のびた:ねぇ、ドラえもん。
ドラえもん:何?
の:ごちゃごちゃの頭をさ、スッキリさせてくれる道具、ない?
ド:雑念を問い払って頭をクリアする、メンタルフィルター!
の:え、ホントにあるの?
ド:エンパレットに何度もでてきているよ?
の:えーと、なんだっけ?
ド:ひとり静かにすわること。
の:あーそうだった。静かにすわると。。
ド:それだけでフィルターの働きをしてくれる。
の:なぜだっけ?ただすわるだけで。
ド:ひとつのことに集中できるから。
の:集中?
ド:他に何もしない状態ができれば、それがはじまりになる。
の:それだけでいいの?
ド:いつも、おなじ場所、おなじ時間にすわること。
の:でもさ、すわっても何も始まらないけど。
ド:かみ砕いて、言うとさ、こういうこと。噛み砕くっていうのも、ひとつのフィルターだな。

ただ「すわる」ことではなく、すわる作法。
シンプルな作法が雑念をとりのぞきます。

「身体を使うこと」がフィルターになります。
作法ということばを、むずかしく考える必要はありません。

余計なことを考えない、わずかな時間をつくるだけです。
時間やエネルギーのロスがなくなること。
その時の場、時間、姿勢がフィルターになります。

何をフィルターしている?

不要な入力をフィルターします。
余計なものを順に減らしていくことです。

何がフィルターになる?

① 静穏(騒音・雑音の影響に、ふだんは気づいていないから)

② 姿勢(うつむいていないこと。姿勢は感情にも思考にも影響する)

③ 呼吸(ふだんは気づいていない、じぶんの身体の様子に気づく)

④ 時間(わずかな時間をもつこと)

Calmneessがみちびくフィルター

A moment of calmness clears your mind.(静穏のひと時が雑念をフィルターする)

作法を日々続けることを「ルーティン」と呼びます。

エンパシームメソッドの「みちゆくときよ」には、それぞれフィルターの役割があります。

過剰をとりのぞき、大事なものを抽出するフィルター。
それは、身体を使って、出し入れをくりかえす行為。

いちばん、はじめが「み」。
[みちびく] フィルターです。

ひとり静かにすわる、わずかな時間をつくることが、はじまりになります。
エンパシームをひらくと、今日のエンパレットが現れます。
ひとつのことだけに意識が傾くことで、自然な流れができます。

じつは、脳を活性化させるのは、無意識のフィルターです。
意識を傾けるのは、はじめるところだけ。
あとは、無意識に委ねるから力になるのです。

It’s your subconscious filter that matters.(無意識のフィルターだよ、大切なのは)

脳を活性化するしくみ ① [山路を登る]

脳を活性化するしくみ ③ [声を出す]

出典・参照:『毎プラガイド』、以下のエンパレットなど

間[ま]をつくる①[何をどうすることか?]

あたりまえフィルターをはずす

「静穏の鏡」

濾過