Empathemian『すむ』

Be calm.(おちついて)
Relax.(身心を楽にして)

「すむ」ということばで何を思い浮かべますか?
と聞かれると、どの漢字の「すむ」ですか?と聞き返したくなるかもしれません。

・住む(ある場所で生活すること)
・済む(ものごとが終わること、用が足りること)
・棲む(動物が巣をつくって生活すること)
・澄む(空や水などのにごりがなくなり、透き通ること)

和語の「すむ」には、共通のイメージがあります。
それは、時間の経過とともに、ゆるやかに、落ち着いていくことです。

日本語は、古来は漢字を、近代では西洋のことばを取りこんだことによって、意味や音の重なりあった言語ですが、ふるいことばである和語の響きには、ものごとのふるまいや様子を表すコンセプトが宿っています。

すむとは、静かに待ち、おちつくこと。
澄んだ空、澄んだ水、澄んだ心。
おちついた状態になると、わかります。

Empatheme [ す ]

澄んだ心。
何かいろいろな努力をしないと「澄んだ心」にならないと、構える必要はありません。

静かにすわり、息をゆっくり吐くことです。
小さな、ほんのひと息ぶん、「すむ」だけでよいのです。

心が澄むには、どれぐらいの時間がいりますか?

それは、8つのエンパシーム「あゐてにふすいま」の時間です。
[いま] をひとつ、つくる時間で大丈夫です。
その中に、[す]というが、しぜんにできます。
小さく「すむ」。ひと息ぶん、すむ「間」が、[す]です。

エンパシーム「あゐてにふすいま」
英語では「o b t s f c r i 」とつづります。
[す]は、[ c ]。
Calmを表します。

「間をつくるエンパシーム(ビデオ)」

「じぶんの姿がエンパシームに写る(ビデオ)」

出典・参照:『毎プラガイド』