Empathemian『たなと』

Reflect on yourself.(じぶんをふりかえる)

西垣通さんは、こう言います。

「情報とは、知識の断片のような実体ではなく、関係概念である。人間、生物にとっての意味作用が情報。共感も実体ではなくて、関係概念である。」

じぶん自身が関わること、そのつながりや結びつきによって生まれる意味作用を情報とよぶのですね。

養老孟司さんも、このように言います。
「情報化することと、情報処理の作業はまったく違います。情報化とは、パターンを認識して、それを言葉にすることです。データ生成、データ処理だけでは情報化ではありません。たかが一匹の虫のことを書くだけでも、情報化とはえらく大変なことなんです。」

エンパシームは、姿勢の鏡。
じぶん自身とのコミュニケーション体験。
それを映し出す、じぶん情報をカプセルにおさめたもの。
そして、プラクティスの証。

身をもって、じぶんの後ろ姿を写す。

エンパシームは、親身になって関わる他者によりそい、わかちあう場をつくります。

心をこめて、人の後ろ姿をみまもる。

Do it with passion.(心をこめて)

passionということばは、情熱と訳されていますが、本来は、人の痛みがわかる、受け身の心のこと。そのままの姿を受け入れることです。

「素のふるまいが育つ」

「手にとって小さな変化が見えること」

「うつすメソッドとは?」

出典・参照:西垣通『情報学から考える』、養老孟司・久石讓『耳で考える』、『毎プラガイド』

西垣通

養老孟司

久石讓

エンパグラフ