1. プラクティス集計

期間:これまで進んできたトレイルと期間です。

累計:

これまで行なってきた「なりきるプラクティス」(円を描いて、声にして残す)の合計時間と合計シード数です。どれだけプラクティスしたかを数えることができます。

プラクティスした数は、必ずやった分、加算されます。

2. プラクティスの姿勢 

コンテクストバー

◉静かな場 Clear (青): 周りの静かな様子 

はじめの黄色の円が出てくるところで、しずかに待つと数値が上がります。 

◉落ち着き Calm (緑):   円を描くときの落ち着いた様子  

 ほどよいペースでゆったりと円を描くと数値が上がります。 

 以上2つは、エンパシーム・アプリ上では、緑のバーグラフで表示しています。

◉くりかえし (オレンジ):  毎日のルーティンになっているかどうかの指標

30日ほどプラクティスが続くと、100に近づきます。2日以上、プラクティスがないと下がっていきます。

コンテクストグラフ

プラクティスの曜日、時間帯

横軸が何時にプラクティスしたか、縦軸は曜日となっています。濃い青色は、その曜日その時間帯のプラクティスが多かったということです。

安定した時間帯にプラクティスをするように心がけると、プラクティスの持続につながりやすい傾向があります。 

プラクティスホットスポット       

3. 音の詳細分析

3-1. 円符(えんぷ)- 音節のつながりのリズムの視覚化

各カードにリズムが崩れやすいシードをひとつ抽出しています。

リズムマーカーシードと呼び、リズムが崩れる各要因を含んだものになっています。

各音節ごとの長さ、音節と音節の間のスペース(白色)、全体の長さ(出力スピード)を視覚化します。

日付が入っているものがご自身のシードです。複数回あればその変化とお手本との違いをみてみましょう。

お手本♦️(1周目の女性の声)= Sample 1

お手本♣️(2周目の男性の声)= Sample 2

音節ごとの色は、音節先頭の音素の色を割り当てています。 

Color palette

カード63:You should’ve said it right from the start.                

円符グラフ1

3-2. 音節のつながりのなめらかさ

発話のなめらかさの指標として、エンパシームでは、音節と音節の間のスペースを分析しています。以下のように、英語の音にはない音が入った場合に、音節と音節の間にスペースが入ります。  

円符リズムグラフ

下のグラフは、音節と音節の間のスペースの推移です。その日のディードの平均をプロットしています。

円符リズムプロット

日本語のカナモジ的な発音※だったり、シードの途中でつっかえたり、言い直したりすると、このスペースが増えてきます。

お手本では、平均で10ミリ秒(0.01秒)以下になります。  

※「waiting」を「ウェイティング」のように発音すると、「グ」の「g+u」の「u」の時間がスペースになります。

3-3. 音素の音のスコア

変換テーブル

英語には、日本語よりも多くの音の種類(子音、母音いずれも)があります。
 表は、グラフ中の発音表記と、発音記号として一般的に使われている記号との変換表です。

シードに含まれている子音、母音音素をスコアリング(0~100)して、それぞれの音素の分布を箱ひげ図でグラフにしたものです。

音がネイティブに近いとスコアが100に近づきます。(分析では、米国英語と比べています。)箱が縦長に伸びているのは、スコアのばらつきが大きい場合です。

子音スコア例

音素スコア例 

3-4. シード全体の分析

シードスコア(左図) 

音素それぞれの音の精度を測定し、シード全体の発音をスコア化します。日々のディードの平均をプロットしたグラフです。

発話スピード(右図)

1秒間に何個の音節を話すか、という発話スピードの推移をプロットしたグラフです。

アプリ上では、緑のグラフの「出力スピード」と相関のある数字です。お手本同等のスピードだと、4 ~ 6音節/秒くらいになります。(お手本♦️よりもお手本♣️の方がより速くなっています。) 

シードスコアスピード