共感・ケア・慮る

佐伯胖さんは、保育とは、従来の定義である「子どもをケアすること」ではなく、「子どもがケアする世界」をケアすることだと説きます。「子どもをケアする」という「上から目線」に聞こえるような一方的な行為ではなく、相互的かかわり、共感的なかかわり、相手に対して「共感しよう」という姿勢で関わることが大切である、と。

「共感とは、自分自身を空っぽにして、そっくりまるごと、相手の中にはいってしまうことです。相手が見ているモノ・コトを、相手の立場と視点から見て、相手のふるまいに、自分自身もそうしないではいられなくなり、思わず自分もそのように「ふるまいそうになる」ことです。