リズムをまねよ
英語耳を獲得するとは、英語の認知スキーマを新たに身につけることです。文字に頼らず、セリフ全体のリズム感をまねることです。
そもそも「ことばを使える」とはどういうことでしょうか。食べる、歩く、聞く、話す——これらは母語なら誰もが100%無意識にできる動作です。少しでもズレれば成り立たないような、精密で連続的な身体運動です。
自分のことはわかっているつもりでも、実はわかっていない——この制約を受け入れ、原点に据えると自分に変化をもたらす強力な武器になります。
三日坊主は「意志が弱いから」ではありません。知識を足すだけ・やる気に頼るだけで練習しようとする誤解が、「うまくできない、やってもダメ」「続ける意味がない」という自己判断や理由づけを生み、練習を妨げてしまうのです。
母語と第二言語のスキーマの違い(ギャップ)を捉え、ボトルネックとなる「自己流のクセ」をつみへらしながら、セリフを再現するーそれが、音の認知処理と運動感覚を身につける唯一の方法です。
一点に集中してくりかえす、ドリルは想像をはるかに超える成果をもたらします。英語耳°をつくるのも、「音の出し入れ」のドリル演習です。思い、ねがいと共に、ドリルを継続するとあなたの内側に大きな力が育ちます。
いちばん身近な存在は、じぶんです。じぶんに語りかけるセリフが継続の力になります。そのセリフを大切に!
プラクティスを継続する力。それは、日々、じぶんに語りかけることばです。静かにすわって、ひとこと言いましょう。それだけで、心が途切れなくなります。
外から火をつける「モチベーション」は、やがて消えてしまいます。じぶんの内側に「アスピレーション」を育てましょう。ねがいを、呼吸のように、身につけるという意味です。