音・リズムとセンスを身につける ルーティンプラクティス (1-15) It works.

[ツボ1]

Rのつく母音は、舌の位置が「ツボ」。
スプーンの形をイメージして、舌を後ろにひきます。
舌を引くときにノド奥のほうでひびく音です。

miniプラの顔のイメージでやってみましょう。

むずかしいという先入観をいったん忘れましょう。

無理して音を出そうとするのではなく、舌の位置が後ろにずれることと、ノド奥のほうが響かせるつもりになることです。
口の中の空間が舌の位置で変化し、響きが変わるだけなのです。

音はことばの中で連続しています。
前後の動きが、スムーズになるようにすることが大切です。

[ツボ2][ツボ3]も、Rのつく母音の音がでるようになるための一部です。

[ツボ2]

Workのはじめに、くちびるを丸めます。
「ワ」ではなく、くちびるを丸めて息を出す音に、ツボ1のようにして出す音の響きが続きます。

[ツボ3]

It works.

カナモジ式に「イット」と、大きく、しかもTの音を出すと、セリフ全体のリズムがくずれて言いづらくなります。

弱く短く、最後のTの、発音されないのが、自然です。

耳をかたむけると、オトのない t に気がつきます。
ふだん、オトを聞かずに、カナモジを読んでいることに気づきます。

Stop T (休符のように)音は出さずにリズムをつくることで、セリフ全体を発音するための、動きが楽になります。

その結果、Rの発音を出しやすくなります。

以下に、トレイルで配信しているminiプラのリンクです。詳しく解説していますので、あわせてごらんください。

オリエンテーション・ドリル編おと I’ll work on it.

オリエンテーション:音とリズムを近づけるプラテクィス (4) I’ll work on it.

セオリー&ドリル「Rのつく母音」(38) It should work.

セオリー&ドリル編おと (80) 「子音のR、母音につくR」

英プラ「音・リズムとセンスを身につける」ルーティンプラクティス(一覧表・使い方)へ

ルーティンプラクティス (1-1) I’m good.  へもどる

ルーティンプラクティス (2-1) I get it.  へ進む

本トレイル配信のほかに、以下のコースをあわせて活用できます。

はじまりコース では、このセリフの場面ストーリーでプラクティスするminiプラ・エンパレットがあります。
なりきりコース では、この表現とつかった3つの対話やりとりと、どのように使われることばかについて詳しく解説する [ツボノート] があります。