なりきりコース Seed Pattern Practice (32) I could be wrong.
[プラクティスのポイント]
セリフとイメージのつながりをつけていくことがプラクティスです。
挿絵の、身振り手振りの空間イメージを思い出してみましょう。
うまくいかない体験もまた、プラクティスです。
そのようにして、じぶんからアウトプットし、それをくりかえすことで、セリフのつながり感、情景イメージが定着していきます。
英語のセンスは、日本語とはちがう発想パターンを身につけるプラクティスこそ。
[ニュアンスを日本語で]
はじめに、テクストや、日本語の意味をみないでプラクティス。
なれた後に、雰囲気のイメージを結びつけてみましょう。
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変わらないといけない時期になった。ぼくの率直な感想。
まさに。同感だわ。
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何か変?
なんか、しっくりこないものがあるの。思い違いかもしれないけど。
***
ぼくの考えはまちがっているかも。君はどう思う?
たぶん、何かが欠けているかんじ。
[ツボノート]
couldは、ありうる、かもしれない、といった可能性を表すことばです。
I could be wrong.というセリフは「もしかしたら、じぶんはまちがっているかもしれないけれど」という前置きにしたり、あるいは、ひとこと添えて、じぶんの発言のバランスをとる表現です。
「そうじゃないかもしれないけど、じぶんはこう思う」というような、話の内容がある時に使います。
日本語の表現としても、いろいろなことばがあてはまります。
思い違いかもしれない。
考えすぎかもしれない。
見当違いかもしれない。
上に書いた[ニュアンスを日本語で] にも書いたように、意味あいをくんで、こんな日本語のセリフをあてはめるとしっくりくる場合もあります。
率直な意見だよ。
じぶんはそう思うけど。
わからないこともあるけれど。
エンパレット「おかげさまで」の力 は、一歩踏み込んで、可能性を表すことばとしての couldにまつわるストーリーを掲載しています。参考にしてください。