Empathemian『Hover on the G String』

On the same string.(おなじ線の上に)

ある人がこんなお話をしてくれました。

講演の前日、私は夢を見たのです。
G君と共感する夢です。

空からキラキラとした1本の糸。
それは、G君の眼。

曲が流れていました。
バイオリンの音です。

寝息に寄り添うように、ゆっくりと。

**

G君は、親友。
「じーじー」おじいちゃんではなくて、G君。

G君の眼は見えません。
奥様とよりそいあって、いっしょに見ています。

***

バイオリンの、Gの弦。(*注1)
線の上で、私たちもつながっていた?

講演を聞いていた友人が言いました。
「お腹の赤ちゃんがいつも聴いていました。」

G君は私を親友だと言ってくれます。私も確信しました。

不思議な夢のつづき。

Empathemian,『Connected on the G string』

It happens all the time. (いつも、起きている)

あれ?
便りが来る前に、音が聞こえていたような気がする。
曲がなりやまないー

偶然の出来事?

偶然ーよく、そう言います。
意外にも、毎日のように、何かに出会います。

ひとつひとつは、たまたま。
その時かぎり、1回だけ。
でも、そのようなことが、たくさんあります。

なぜ?

心がつながっているからです。

心のつながり。
つながる心。

というよりも、心がつながりそのもの。

つながりが多いから、偶然の出来事も多い。

共に感じる心。
というよりも、心が共感そのもの。
すでにつながっていたことに、気づくこと。

心は、時間を超え、空間を超える。
というよりも、はじめから同時に、どこにでも。
同時遍在へんざい

つながりに気づくふるまい。
ふりかえって、たしかめることで、わかります。

そのことばを紡いで声に出す時に。

もう一度同じ路を歩くから、気づける

点を結ぶ線になれ

インドラの網のような共感のネットワーク宇宙

Fun to Imagine (3) 未来はチャンスとトライの組み合わせの妙

出典・参照:Tさんからの便り、以下の演奏『G線上のアリア』など

(*注1)ヨハン・セバスチアン・バッハの原曲『管弦楽組曲第3番ニ長調 BWV1068』第2曲「エール (Air)のキーを変えたピアノ伴奏付きのヴァイオリン独奏版「G線上のアリア」

J.S. Bach’s “Air on the G String” Played on the Actual Instruments from His Time

Air On The G String, J. S. Bach – Anastasiya Petryshak

「G線上のアリア」

Air on the G String