Being alone is not alone.(ひとりでも、ひとりじゃない)
プラクティスの話、きょうはロケットになぞらえてみます。
ロケットのように、ひとりで高く舞い上がり、さっそうと宇宙を旅する姿。
ただ、それだけではありません。
こんな事実があります。
(1)ひとりでは飛び立てない
ロケットは、じぶんひとりでは発射できません。
発射台があり、ものすごいパワーで飛び上がるための装置がいります。
ロケットが地面から飛び上がるには、ロケットの重さよりも大きな力がいります。
手伝ってもらうから、飛び立てるのです。
(2)ロケットの中身、ほとんどは燃料
ロケットは、エンジンで燃料を燃やし、お尻から噴き出すガスの力で飛び立ちます。
地球圏から飛び出るためには、音の約33倍のスピードがいります。
そのパワーを出すための燃料。
実は、ロケットの身体の90%ほどが、燃料です。
燃料は、飛んでいく間に、使われてなくなっていきます。
ロケットの身になると、じぶんの身体の90%はなくなるわけです。
(3)宇宙空間だから「飛び続けられる」
宇宙には、空気も、何もありません。
飛んでゆかれるのは、宇宙空間だからです。
地上を飛び立つ時には、空気をけりだしました。
宇宙では「動いているものが動き続け」ます。
What’s in motion stays in motion.(動いているものは、動き続ける)
What’s at rest, stay at rest. (止まっているものは、止まり続ける)
プラクティスも似ています。
手助けをもらえます。
軌道にのれば、そのまま、飛んでゆけます。
ロケットだって、ひとりではありません。
気を楽に、身を軽くしてゆきましょう。
ひとりだけど、ひとりじゃない。
Be alone to feel connected.(ひとりになるから、つながりがわかる)
出典・参照:以下のエンパレットなど
ひとりを自覚する勇気がじぶんの証 [だれにも知られない努力こそ]