アリストテレスは、こう言いました。
We are what we repeatedly do.
(いつもくりかえしすることが、じぶんという存在)
人生は、習慣の蓄積からできている。何かに秀でるということは、行為ではなく、習慣である、と。
「すべては、小さいことの積み重ねなんですよ。」こんなセリフをどこかで聞いたことがあるでしょう。
そして、納得したり、少し反省したり、しますよね、そうだろうな、まず習慣を身につけないといけない、と。
そのためのハウツー、スキルアップの指南書は、いくらでもあります。
でも実は、「習慣をつける」という個別の行為は存在しません。
ひとつひとつのふるまいが、連なること、つながっていくことが、習慣と呼べるものになっていくのです。
Small things add up.
(小さなことが、積み上がる)
これは、すべてのことに、あてはまります。すべての物事は、小さなことでできています。習慣もまた、小さな「ふるまい」の連続でできています。
スーザン・ターケルさんは、こう言います。
「大きな違いを生むのは、小さなことである。毎日の生活をよく見直してみましょう。いっぺんに大きなことをせず、毎回小さな変化を。それを楽しむこと。」
とても、いいアドバイスです。ただ、そうすればよい、と言われても、具体的な、小さな変化がみられることを、実際にやってみる必要があります。
それが、簡単ではないのですね。
エンパシームは、小さなプラクティスが、自然な流れになるような、手伝いをします。
変化はその流れの中に、自然に現れるもの。そのためには、まず、身をもってふるまう場が先にいります。
Make a small change.
(小さな変化を)
そのように、じぶんに言ってみる。演じることです。
エンパグラフで、鏡のように、小さな変化を手にとるように、見ることができます。
小さな変化がちゃんと見えますか?。じぶんをたしかめることが、小さな変化を生むのです。
出典・参照:Suzan and Larry Terkel『Small Change』、「英プラ」 トレイル 1 (16) That’s the thing.