実感の切り取り
カルペ・ディエム (Carpe Diem) 。
ギリシャの詩人・ホラティウスの詩にあるこのことばは「今日を楽しめ、今を生きよ」という意味として知られています。
ラテン語の原文は「後のことを考えるのは最小限にして、今日を摘め」。
こちらの方が「今を生きよ」より、直裁で明快なアドバイスのように聞こえますね。
エンパシームは、人間の自然な身体行為の流れの中に「間」をつくり、
それを日々のプラクティスに活かす発明特許メソッドです。
がんばろうとするのに、うまくいかない、続かない。
誰もが抱えている、この問題を克服するためにエンパシームは発明され、
メソッドとして使えるようになりました。
エンパシームをスマホアプリで無償で提供し、だれもが
「小さな間をつくる・じぶんをふりかえる・人とわかちあう」
習慣づくりの環境とメソッドを提供します。
上のアイコンからダウンロードできます。
ひと息の「間」から、自然な流れ。プラクティスの「姿勢、声、場の空気」を後でふりかえり、ふるまいが持続する「路」をつくる。エンパシームをつかって、人と大切なことばをわかちあう。
「モチベーションが上がらないなぁー。」
よく聞くことばですね。モチベーションを維持する努力、高めるスキル。何をするにも、モチベーションを持って頑張らないといけない、そう言われます。
その肝心な、モチベーション (motivation) とは?
外部から力を加えて、動くようにすることです。動機づけること。動かして、はたらき(機)を促すこと。
「じぶん」を炭火にたとえてみます。はじめ、外から火をつけることがモチベーションです。着火しても、じぶん自身が燃えないかぎり、消えてしまいますね。
モチベーションは、そもそも、減衰するもの。
私は、私と私の環境である。
哲学者オルテガのことばです。私と私の環境は、連続した、不可分のものである。私とは、私ひとりの身体や思考のことではなく、この全体のこと。
ふだん私たちは、自分と周囲は別々のものと思っています。身体は内側、環境は外側というふうに区別しています。でも実は、内と外はつながっています。空気に包まれているから、呼吸をしたり、会話をしたりできるのです。
空気はじぶんの一部。じぶんは空気の一部。