多くを生きるとは?
『生きがいについて』の中で、神谷美恵子さんはこう語ります。
ただ、呼吸しているだけでなく、生の内容がゆたかに充実しているという感じ、これが生きがい感の重要な一面ではないか。
ルソーは『エミール』の初めのほうで言っている。
最も多く生きた人とは、生を最も多く感じた人である。
私たちは、じぶんよりもずっと大きな「自然」に包まれています。宇宙の一部です。
エンパシームは、人間の自然な身体行為の流れの中に「間」をつくり、
それを日々のプラクティスに活かす発明特許メソッドです。
がんばろうとするのに、うまくいかない、続かない。
誰もが抱えている、この問題を克服するためにエンパシームは発明され、
メソッドとして使えるようになりました。
エンパシームをスマホアプリで無償で提供し、だれもが
「小さな間をつくる・じぶんをふりかえる・人とわかちあう」
習慣づくりの環境とメソッドを提供します。
上のアイコンからダウンロードできます。
ひと息の「間」から、自然な流れ。プラクティスの「姿勢、声、場の空気」を後でふりかえり、ふるまいが持続する「路」をつくる。エンパシームをつかって、人と大切なことばをわかちあう。
20年まえ私は、「ネット・スマホ」社会の黎明期の開発に関わりました。携帯電話・スマホの商品・技術開発、事業の責任者として、10年、グローバル企業の経営に従事しました。その後、8年にわたり、独自にエンパシームの研究開発、そのための発明特許取得、それを活かした「互恵協働の社会事業」の模索に専念してきました。
ここ至るまでには、多くの困難と失敗、葛藤がありました。また、多くの声援と激励、ご縁をいただいてきました。そして、エンパシームに携わり、日々、声のことばをじぶんにむけて放って、自分自身の使命に気づくようになりました。それは、この時代においてこそ、技術と日常の実践をしっかりと結んで、共感のつながる、あたらしい路をひらくことです。
エンパシームって何? Empatheme 共感素(エンパシーム)と書かれているけど。
そのお話をしましょう。
エンパシームは、呼吸のつぎ目や静かな間あいで区切りをつけ、自然な流れをつくります。
この流れに委ねて「間」をつくり、声を残すと、その場を後から手にとるように、ふりかえることができます。
エンパシームは、共通の形式・単位でその流れを記録し、表現し、共有するためのメディアになります。
ひと時の落ち着いた時間をもち、間をつくる体験を、エンパシームで共有することで、自然に共感の力が引き出されるからです。
そもそも、エンパシームという名前はどこから来ているの?
こういう経緯があります。