ブラインドスポット・トライアルコンテンツ②
読めばわかる、単語も知っているの聞き取れない、音のブラインドスポット。その原因は、あなたの脳の処理にあります。
ふだん、文字に頼って、頭の中に音を再現することになれていないため、はじめうまくいかないかもしれません。
でも実はそこに、聞いてわかるようになる最大のカギがあります。
手本の会話をもういちど、聞いてみましょう。
4つのやりとりがあります。
①
🔶 どうだった?緊張せずにいられた?
♣️ まあね。単にラッキーだっただけかも。
②
♣️ プラスティックのフタが開かないんだ。
🔶 あのさ、反対に回してごらんよ。
③
🔶 思いどおりにはいかないものね。
♣️ 気にしないで大丈夫。きっとうまくいくよ。
④
🔶 このガイドは役に立つ、ってみんな言うと思うわ。
♣️ このメソッドを最大限に活用できるよ。
対話をイメージしてみることも大切なプラクティスです。
次の動画をごらんください。
手本🔶さんに、実際にプラクティスを実演してもらうとこんなふうになります。
サクサクとセリフがでてきますね。
ネイティブと学習者の最大の違いは、音を聞いてイメージする脳内の処理です。
まねるプラクティスを何度かくりかえして、なりきるプラクティスをすることがポイントです。
文字を音読しようとしても、あなたが声が出す瞬間に消えてしまいます。
表示される文字は、いまさっき練習したセリフを思い出すためのものです。
いったん、セリフを思い出して、つまり脳でリハーサルをしてから、声に出しましょう。
なれてくると、もっと楽に、速く出せるようになります。
この一連の処理の精度とスピードを上げていくことで、英語のフレーズが音で定着していきます。
音のブラインドスポットは、その原因に気づかずないまま、文字を音読しているだけの状態では解決しません。
あなたが発話できるスピードと精度が、聞こえる音の範囲を決めています。
はじめはなれなくても、あなたが声に出すセリフを繰り返すことで、ぐっと「聞く力」がついてきます。
すると、今度は伝わるように話せる力もついていきます。