なりきりコース Seed Pattern Practice (26) Look around.

トレイル 1のテーマSeedを使ってやりとりの場を想像するプラクティス。挿絵にある情景、身ぶり手ぶりの空間をイメージしてみます。
アウトプットすることでセリフのつながり感を身につけます。

[プラクティスのポイント]

セリフとイメージのつながりをつけていくことがプラクティスです。

挿絵の、身振り手振りの空間イメージを思い出してみましょう。

うまくいかない体験もまた、プラクティスです。そのようにして、じぶんからアウトプットし、それをくりかえすことで、セリフのつながり感、情景イメージが定着していきます。

英語のセンスは、日本語とはちがう発想パターンを身につけるプラクティスこそ。

[ニュアンスを日本語で]

はじめに、テクストや、日本語の意味をみないでプラクティス。

なれた後に、雰囲気のイメージを結びつけてみましょう。


ここ、どこ?
まわりをみてごらん。

**
ぼくのもの、どこに置いたっけ?
まわりを見なよ。ほら、あなたのすぐうしろ。

***
まわりをみてごらんよ。失敗したって、だれも気に留めないよ。
そうも言えるけど。

[ツボノート]

テーマ(26)カードに書いてあるとおり、lookには、「じぶんで見る」(意識してみること)という意味と、「他者から見える」という意味があります。
この Seed Pattern Practiceでは、Look around. をプラクティスします。
[みる]
Look up. (上を見上げる)
Look it up. (それをしらべる)
Look down. (下を見る)
Look over. (検査する)
というふうに、見る方向性、対象などを表すことばといっしょにも使えます。
[みえる]
You look great. (調子よさそう)
You look nice.((身なりが)素敵)
Look around.は「まわりをみる」ことですが、文字どおり、首を動かしてまわりをキョロキョロ見る、ということから、もうすこし、抽象的に「まわりの環境、状況、他の人たち」など、周囲をみるという意味まで、状況次第です。
3つめのパターンが、それです。周囲と比べてみる、じぶんを省みる、という意味合いです。