ひと息の声セリフ「Seed」を身につける
「話すことがあれば、知っていることばを使って、誰かに話す」と思いがちですが、単語を知識として知っていても、それがセリフとして使えるわけでありません。
最も大切なことは「相手の気持ちにふれあう時にことばになる」という思いです。相手の存在が先。ことばを覚える、とは実は、セリフを通して、ふれあうことを学ぶということです。ネイティブ音声をいくら聞いても聞き取れないことが、じぶんで声のセリフとしてアウトプットしてみることで、聞こえるようになります。じぶんで出力できるから、相手の言うセリフが聞きとれる。つまり、じぶんで本当に英語を使う姿勢と思いがあって、スキルが身につくのです。
ネイティブが日常よく使う声セリフを、ひと息ごとのプラクティス単位とすること。そして、それらをじぶんのSeed(タネ)として、まいて育てるように、じぶんでつかえることばのつながりをつくること。このプラクティスをくりかえし、ふりかえり、定着させていきます。
1日1枚ずつ進むテーマカード100枚
3つのトレイルは:
・対話型の2,500シード
・3種類の音声の手本
・21,000音節
あなたの「プラクティスの友」となるもの:
・すべてのシードに、3種類のツボノート
・すべてのカードに、miniプラ動画コンテンツ
・すべてのカードに、エンパレット
リズム、音、ボキャブラリーについて、英プラトレイルコーパスの基本データを掲載していますので、あわせてご覧ください。
目・耳・口・手を使って、身につける
英語学習の本質は、じぶんでアウトプットして気づく習慣をつくることです。その姿勢と思いをつくり、効果的なプラクティスを継続するために、人間に備わっている力をフルに活かす。エンパシームは、そのための強力な補助役になります。
・手を使って:アプリをひらく。カードを手にする。円をなぞるだけで心が落ち着く。
・耳を使って:手本の音声。じぶんの音声。miniプラの円符に耳を傾ける。
・目を使って:視覚化されたふるまい「姿勢の鏡」。可視化された声のことば。
・口を使って:ことばは吐く息でできている。お腹、アゴ、舌、くちびる、歯、ノド。
100万回、声の出し入れ
1枚のカードには、200を超える音節が含まれます。ガイドにしたがって進むと、セリフに含まれる音節の「入力と出力」を、一度のプラクティスで14回連続してくりかえすことになります。1日15~30分でも、無理なく、3000回。1年で100万回以上になります。所要時間を限ることで集中力を引き出し、努力が最大限に活かされるように設計されています。
ことばとじぶんとの結びつきを強める
Seedは、あなたが近い将来使うセリフです。 2500の中に、じぶんを励ますことば、ひらめくことばもちりばめられています。また、この中には相手にたずねる、じぶん自身に聞く形のSeed シードも500以上、含まれています。ひとつひとつにつけられた「ツボ」ともに、楽しんでください。。
何度もくりかえして味わい、楽しむことで、印象深いSeed が増え、じぶんにとっての意味や、結びつきが強まっていきます。日常の中でもそのことばを発してみることで、じぶんのセリフとしてなじんできます。「ことばが身につく」とは、そのセリフがふと、口をついてでてくるようになることです。
エンパシームアプリをひらくと、今日のエンパレットがでてきます。プラクティスを身につけるヒントやコツの入った、1-2分で読めるストーリーを毎日お届けします。その中には、は、プラクティスをガイドし、はげましてくれるような英語のセリフがはいっています。古今東西のよく知られた引用表現なども、Seeedとおなじように、ひと息で言えるような、平易な表現をぜひ、声にだして味わってみてください。
プラクティスの全要素を統一的にデザイン
セリフを単位として、ことばのネットワークをつくる。英語の学習は、リズム、音、意味、じぶんにとっての大切さなどを結びつけ、じぶんの持てる力を引き出すプラクティスです。その意味で、日本語でもっている知識も、もちろん、役に立ちます。それは、単語の字面で暗記している日本語のことではなく、日本語で培った感性や想像力です。
英語はいろいろな面で日本語とは対極的な特徴があります。でも、その一方では、ことばを使うことの本質は変わりません。想像によって、バラバラの知識を結びつけ、それらを「構造化」することです。身につくということは、知識とふるまいがじぶんの中で体系化されていくことなのです。
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