Andres Arias 『 Empatheme y Yo』

I can come back to my Self.(じぶんに帰れる)

アンドレスさんから、こんなお便りをいただきました。

心って、不思議なもの。
現在を犠牲にして、未来に備えさせてくれるのだから。
そうやって、ぼくを助けようとするー

以前は、来る戦いに不安を感じていた。
じぶんの子どもたちのこと。
まだ見ぬ、未来の職場のこと。

恐れることを、恐れていたのだ。
次の心配を、心配していたんだと思う。

まだ、何も起きていないのに。
まだ、何もしていないのに。

先回りして、不安をつくってくれるじぶんの心。

* *

でも、気がついた。
「心配するプラクティス」ばかり、やっていたんだ。

心配するな、と言い聞かせようとしても、結局、心配はなくならない。

だから、思い出せればいいんだ。
心配はしてもいいけれど、それだけではないことを。

[いま] があるじゃないかって。
心配する、しないにかかわらず。
後からふりかえって、安らぎをつくりだせるのも、じぶんの心。

* * *

エンパシームに、ことばをかける。
すると、心にシグナルが送られる。

終わりのない心のTo-do リストが、いったん空になる。
リセットの合図。
その時が、じぶんの心のホームポジション。

* * * *

この、[いま] という瞬間をつくるときが、生きている証、
小さなプラクティスだけが、唯一の持ちもの。

o b t s f c r i
毎日、一度、じぶんにかえるところ、じかん。

Empatheme is my home.(エンパシームはじぶんのホーム)

このお話は、エンパレット「小さな修養の原理」、「唯一の持ちもの」、「知らないうちにしているプラクティス」(仮題、執筆中)に続きます。お楽しみに。

出典・参照:アンドレス・アリアスさんからの便り(原文はスペイン語と英語)、『Mi Pra Guide』

(*注1)obtsfcriは、エンパシーム「あゐてにふすいま」の英語表記です。

Create an Empatheme

o (open) あ (あける)
b (be) ゐ (すわる)
t (touch) て (手にふれる)
s (smile) に (にこやかに)
f (feel) ふ (声を感じる)
c (calm) す (澄む)
r (breathe) い (息吹)
i  (ima) ま (いま)
* Inspire Micro Actions [ I M A ] いまという時間をたどれるように残す。