Empathemian『Self』

習慣づくりの落とし穴 

よい習慣を身につけたい。多くの人がそう願っているのに、なかなかうまくいきません。原因は、じぶんがすでに慣れてしまっている「ものの捉え方」にあります。必要な知識を得ればできる、意識してがんばれば続く、というふうに思い込んでいる、その捉え方に問題があるのです。意識の力だけでは、うまくいかなのです。

はじめは「やればできる」と思っても、気づかぬうちに、その場を他のことで埋めていたり、時間を別のことに使っていたりします。そういうときに、じぶんが思い込んで、無意識にとっている行動や捉え方に気づければ、継続を途切らせるじぶん自身の行動を変えることができます。しかし、「じぶんの思い込みに気づけ」と言われても、そもそも、無理な話です。気がつかないからこそ、思い込みなのですから。ここに、常識的に考えられている習慣づくりの落とし穴があります。

じぶん

じぶんに気づき、それが持続する方法

何の手助けもなく、じぶんの思い込みや、無意識的なふるまいに気づくことはできません。よい習慣を身につけるとは、知識を取り入れることではなく、じぶんの思いや姿勢を身につけることです。つまり、表に現れる行為にする、ということです。その行為の実践・プラクティスが続くことが、よい習慣になるのです。

思いや姿勢を身につける上で、ことばを声にする行為は、とても有効です。じぶんで声にするとき、息を使い、口の周りを動かすという動作が伴います。同時に、その声の振動を耳で受け取っています。また、わずか数秒の中に、気づきの内容や思いを込められます。

プラクティスが持続するように、じぶんの無意識的なふるまいに気づくきっかけを与え、その気づきを毎日のプラクティスの中で思いや姿勢につながる「ことば」にして身につける手助けが不可欠なのです。この課題を克服するために、エンパシームは編み出されました。

エンパシームはプラクティスのタイムカプセル

ココロのタイムカプセル

エンパシームは、あなたのココロのタイムカプセルです。

そもそも、心という働き・現象をそっくり捉えることはできません。
でも、いちばん大切なところを救いとって、カタチにすることはできます。

エンパシームは、プラクティスする時の心の動きにそって、無意識的な手の動きと、声のふるまいをを捉えます。
そこにあなたのココロの働き、じかんが入っています。
見て、触れて、聞いて、あとで利用できる、数秒単位データ。
あたかも、ひとつふたつと数えられるように捉えるのです。

あえて、カタカナでココロと表記する理由は、漠然として心のことではなく、プラクティスの時のココロの動きを、じぶんで活かせるということを表すためです。

目に見えるように表現することで、意識に働きかけ、気づきを促します。
エンパシームは、「じぶんで気づき、それをことばにして活かす」プラクティスをガイドするテクノロジーを組み込んだしくみです。

誰もがもっているけれどふだんは意識していない、様々なものごとをつなぎあわせる力 – 共感 (Empathy) – の小さな粒となって、助けてくれるカプセルという思いをこめてEmpathemeと、名づけました。

シリコンバレーにおける10年間の研究開発をへて、米国、日本、欧州で発明特許を取得した、新しいテクノロジー。エンパシームを具体的なプラクティスに組み込み、ガイドして、よい習慣づくりに活かす方法がエンパシームメソッドです。

エンパシームの発明

静かなをつくり、無意識のフチを捉える

エンパシームは、静かにすわる、一瞬待つ、ひと呼吸を入れる、声にするといった自然な動作を捉えます。その流れにあわせて「間」をつくり、ひと息単位で手や声のふるまいを記録し、直感的な「視覚・聴覚データ」を生成します。無意識的にできる、手や声のふるまいの「フチ」の部分を捉えます。

「無意識的に」とは、考えないでもできる、いつもおなじようにできる、身についている、という意味です。身に覚えのまったくない、見当もつかない、無意識のことではありません。意図をもってはじめる、身体の動作には、あとで思い返して想像できる動きがあります。それは、呼吸をする、指を動かす、ひと息の声に出すといった、数秒間のできごとです。

その中に、0.1ー0.3 秒ほどの速い動きが連続しています。それが「無意識のフチ」です。そのような、小さな動きの中に、思いがけないじぶん自身の姿が写っています。エンパシームは、それを捉え、鏡のように写しだすことができます。そして、それをいったん意識し、ことばにして定着させます。

ひと息の声に出すことばがじぶんをつくる

気づく力を引き出し、育む

テクノロジーの助けがあっても、無意識のふるまいに気づく、という矛盾を克服するのは、簡単ではありません。エンパシームでは、すでに存在している力でありながら、つなげられなかった力を活用できるよう工夫されています。

ひとつは、じぶんの中に眠っている力を引き出すこと。といっても、潜在能力といった漠然とした話ではありません。静かにすわり、声に出すことで「気づく力」を引き出すことです。

もうひとつは、周囲の手助けを活かすこと。といっても、だれかが教えてくれるのに頼る、という意味ではありません。「じぶんひとりでするプラクティス」を見守ってもらい、支えになってもらうことです。

よりそう人の存在の力は、はかりしれません。じぶんとおなじ体験を持つ人たちに対して、じぶんから心をよせることで、じぶんの「気づく力」を育むことにつながります。

エンパシームメソッド「みちゆくときよ」

習慣は、毎日のプラクティスのしくみ

エンパシームメソッドは、エンパシームをつかって毎日のプラクティスをガイドし、循環するしくみの中で効果的に身につけるメソッドです。

エンパシームメソッドを活用し、具体的なガイドとサポートを組み合わせたプラクティスを提供します。

・毎プラ(内省の習慣を身につける、配信プログラムとガイド)

・英プラ(英語プラクティスの習慣、スキルとセンスを身につけるコース)

・コ・プラ(プラクティスする人どうしを結ぶサービス)

いずれも「気づく力」を引き出し、周囲の助けを結びつけることによって、よい習慣を身につける、土台を築きます。その上で、具体的にスキルを身につけ、じぶん自身の変化(上達)を実感するための支えとなります。

みんなで良い習慣を身につける

エンパシームは、時間の差や、空間のバリアを気にせずに、いつでも使える相互的なオンライン・プラットフォームで活用できます。

じぶんひとりでできるプラクティスを、周囲の力を活かすことによって、より持続的な環境をつくることができます。たとえば、実践者は自宅で、じぶんの声を聞いてプラクティスをふりかえり、変化を実感することができます。それを見まもる人々(先生、コーチ、親、職場の上司・人事)は、プラクティスを支えながら、実践者の「気づき」を導くことができます。

また、プラクティスする人それぞれの無意識のフチを捉えたデータをもとに、効果的なフィードバックや、ひと息の発音といったピンポイントのアドバイスをすることができます。「苦しい勉強、きつい練習」でかんばるイメージではなく、学びの現場を補完する、効果的で持続的なプラクティスをもたらします。

出典・参照:エンパシームサイト

2020年4月、エンパシームサイト改訂時に掲載の文章をエンパレット化したものです。