「ココロのタイムカプセル」の働き
じぶんをふりかえる時の、あなたのココロの動きをそっとすくいとるカプセル。
あなた自身のふるまいでつくる、デジタルデータです。
あとで、思い出したり、思いこみに気づけるような、貴重な情報がはいっています。
静かにすわり、流れにゆだねる場。
あなたのふるまいの「間」。
手の動き、呼吸や声の区切れで、切り取ったじかん。
大切なことばを声にして残し、あとで活かします。
周囲の空気感、ふるまいの周辺もカプセルにおさめます。
数秒ほど、静かに待つ。
そのわずかなふるまいに、人間に備わったチカラが発揮されます。
じぶんによりそうチカラ、メディテーションの効果です。
はじめと終わり以外は、ほとんど意識されない細やかな動き。
ひとつひとつはささやかでも、それが続き、集まると、
ルーティンの様子をうつす「姿勢の鏡」になります。
ひと息単位のことば Seed(シード)をつくる
エンパシームは、あなたが声でアウトプットしたことばを、ひと息ごとにおさめます。
呼吸のリズムで自然に区切りを入れ、記録します。
この音声データはSeed (タネ)とよび、プラクティスの単位です。
単にボタンを押して音声を録音するのではありません。
静かに、ゆだねて、ふりかえる時。その場の流れで出されるセリフごとに記録をします。
それは、数秒でたどれるまとまり。Seedは、統計的に扱えるデジタルデータであると同時に、小さなタネをイメージ化したプラクティスの単位になります。
よいタネをたくさんまき、手入れをして、「ことばのつながり」をじぶんで育てる姿勢と思いを養うように。
声のセリフの中身を視覚表現
さらに、Seedの中に、音とリズムの要素をカタチに。
音節のつらなりを、色・形・位置などで表現したものを、Emp (円符) とよびます。
エンパシームに含まれるデータの最小単位という意味。
また色つぶで、音の句切れの図形的な視覚表現、という意味をあわせて Emp (円符)です。
Seedは、ひと息で放つことばで1-3秒ほど。Empは、0.1-0.3秒の音節(あるいは音素)です。
Empひとつひとつの形や大きさ、それらの連なり方で、発話の微かで速い動きを、直感的に捉えられるように表現しています。
じぶんでは気づきにくい、無意識的な声のふるまいを、あとから瞬時にたどることのできるデータとして記録し、それを再現することで、あなたの「気づく力」を引き出します。
ココロのタイムカプセル ③ [シードで心をつなぐメディア] へ続く