
Embrace the words of wisdom.(先人のことばを、じぶんの声にしてみよう)
先人のことば、「いまを生きる」知恵。
それらをどのように受け取り、じぶんと結びつけて活かしたらよいのでしょうか。
中野孝次さんは、こう書いています。
「われわれにとって本当に必要なのは、一人の哲学者の思想体系全部、一人の文学者の作品すべてというようなものではない。一人の哲学者の、ほんのわずかな言葉、一人の文学者のほんのわずかな言葉、それが自分の中に入って、核となって、根を下ろし、そこから根がはえていくときに、それが自分のものになる。」
そして、ゲーテのことばを引きます。
「世の人は常に独創の話をするが、どういう意味だろう。生まれるとすぐ、世界は影響し始め、死ぬまでつづく。一体エネルギーと力と意思以外に自分のものがあるか。もし私が偉大な先駆者や同時代の人に負うた点を一々あげることができたら、残るところは極めてわずかだろう。(エッケルマン『ゲェテとの対話』)」
「あの独創の天才ゲーテにしてこの言葉ありや、と私は驚きましたが、自分が六十歳になってみると、ゲーテはけっして謙遜したのではなく、本当にそう思っていたのだろうと思うようになりました。」
「実際、人は多くの偉大な先人の残した古典を読むことによって自分をつくりあげていくのであって、独創などというようなものがあるとしたら、その自分をつくりあげるつくりあげ方にこそある。しかし、それをつくるのは昔からあった文化遺産によってつくるのだというのです。」
パレットとは、運ぶもの、のせるもの。
古今東西の知恵、先人のことば、いまを生きる経験者のエピソードをのせて、手元に届けます。じぶんと結びつけてみるだけで、これまで気づいていなかった、意外なことに巡りあえるように。
写真・挿絵とタイトル、20秒で読める内容紹介文、3分で読める本文。エンパレットノートは、手のひらサイズ(スマホ画面)にあわせた、エンパシーム上で新しいつながりをつくるための、手本・見本・聞本* ガイドです。
2000を超えるストーリーどうしが、リンクでつながったライブラリです。
Practice Empallet daily.
作(文・挿絵・声に出すことば):坂口立考
出典・参照:中野孝次『いまを生きる知恵』、『エンパレット』ページ、「毎プラガイド」
