やわらぐふるまい

はじめに「やわらぐ作法」

「作法」ということばを聞いて、かたくなったり、構えたりする、まったく必要はありません。

作法というと、お茶の作法、坐禅の作法など、礼儀やマナー、古くからの決まり事のイメージでしょうか。作法とは呼ばなくても、パスやキャッチボールなど、運動でも、料理の手順、楽器や道具の使用などでも、ほとんどの物事には、基本的な所作、大切なルールがあります。それらはみな、作法です。

たなと

「たなと」は、素手でふれあうもの

「たなと」をやさしく手にとってみてください。「たなと」は「手でふれあう相手」「手の友」「たなごころのとびら」という思いをこめて名づけたものです。

[ いま ] のひと時に委ねて、そこで感じられるじぶんを想像してください。

「たなと」は、力を抜いた時の、手のかたちでできる空間のかたちをしています。やさしく手に包まれる時のかたちです。手のひらにのせる、手の中に包むとき、自然に和らぎができます。