(28) That's not what I'm saying.

💧文字を読もうとせず、顔をあげて、相手に語りかけるように。
🌱「そのことじゃないよ、言いたいのは。」というセリフのつもりで。
🌱手ぶりをつけると、雰囲気がでる。

💧どんな情景でしょうか。相手と議論になっているところ、あるいはそこまでいかなくても、お互いの考えをやりとりしている場面でしょう。文字を読もうとせずに、顔をあげて、相手に語りかけるプラクティスです。
🌱I didn’t say that.(そんなこと、言っていないよ)という表現もあります。これは、相手の言っていること、話題となっている「ことば」を指して「それは言っていないよ」という意味です。これに対して、That’s not what I’m saying. は、意味あいは同じですが、「そのことを言っているんじゃないよ」あるいは、「ぼくが言いたいのは、そのことじゃないよ」といったニュアンスで、多少フォーカスが違います。この場合の That’s は、話題のものごとを広く捉えて、その話じゃないよ、という意味で使われています。
🌱プラクティスで大切なのは、(じぶんが思いつく)場面を思い浮かべながらやってみることです。アニメーションには身振り手振りがついていますね。そんなかんじをイメージしてみてください。手振りがあったほうが、その雰囲気になりやすいでしょう。ことばの意味とリズムは結びついています。体の動きもまた、セリフと結びついています。