なりきりコース Seed Pattern Practice (27) Just listen.

トレイル 1のテーマSeedを使ってやりとりの場を想像するプラクティス。挿絵にある情景、身振り手振りの空間をイメージしてみましょう。思い出せない、うまく言えないことも大切なプラクティスです。あとで見直して、あーこれだったな、と思い出します。そのように、じぶんからアウトプットすることで、セリフのつながり感が身につきます。

[プラクティスのポイント]

セリフとイメージのつながりをつけていくことがプラクティスです。
挿絵の、身振り手振りの空間イメージを思い出してみましょう。
うまくいかない体験もまた、プラクティスです。
そのようにして、じぶんからアウトプットし、それをくりかえすことで、セリフのつながり感、情景イメージが定着していきます。
英語のセンスは、日本語とはちがう発想パターンを身につけるプラクティスこそ。

[ニュアンスを日本語で]

はじめに、テクストや、日本語の意味をみないでプラクティス。
なれた後に、雰囲気のイメージを結びつけてみましょう。


あのね、聞いてもらいたいことがあるんだ。
なに?突然。

**
とにかくさ、あたりまえに思わないことだよ。
それ、どういうわけで?

***
よく聞いてね。
ちゃんと聞いているよ。さあどうぞ。

[ツボノート]

テーマカード(27)の冒頭に書いてあることが、「聞く」と「聞こえる」のエッセンスです。

Listen to me. は、語りかける時のことばです。「私の言うことを聞いて」という意味ですが、もうすこし、軽く、これから話すよ、聞いてくれる、というニュアンス。

ねえねえ、あのさ といった話かけに近い場合もあります。また、まじめに、これから話すことをちゃんと聞いて、というように、注意を促す場合もあります。

今回の会話のように、突然、言われると、え?何だろう?という印象をもつ場合もあるでしょう。あらたまって言う時、大事な話があるよ、という前触れになるわけです。

あるいは、話の途中でも、Listen. 「だからね、〜なんだよ」という枕ことばをいれて、強調する時などにも使われます。