なりきりコース Seed Pattern Practice (25) Why not?
[プラクティスのポイント]
全部を正確に思い出すことではなくて、セリフとイメージのつながりをつけていくことがプラクティスです。挿絵の、身振り手振りの空間イメージを思い出してみましょう。
まず、カードのタイトルシードを言ってみましょう。あとでminiプラを見直してみると、あーこれだったな、と思い出します。
うまくいかない体験もまた、プラクティスなのです。そのようにして、じぶんからアウトプットし、それをくりかえすことで、セリフのつながり感、情景イメージが定着していきます。
英語のセンスは、発想のパターンを身につけることです。日本語とはちがう発想パターンです。続けていくうちに、シードのつながり方、その雰囲気を感じ取れるようになります。
[ニュアンスを日本語で]
はじめに、テクストや、日本語の意味をみないでプラクティス。
なれた後に、雰囲気のイメージを結びつけてみましょう。
*
いま、こっちに来る?
うん、もちろんだよ。
**
見切りつけて、この場から出よう。
そうね。それがいい。
***
どう思う?うん、と答えるかどうか。
もちろん。NOという理由はないでしょ。
[ツボノート]
Why not? は、文字どおり、「どうして〜しないのか?」という意味でも使えますが、相手に賛成したり、相手に強くすすめたりするときのあいづちになります。
相手に何かをたずねられて、Why not? と切り返すとき、日本語でも「なんでやらないの?」(つまり、やらない理由ないよね、といった反語表現)も可能ですが、端的なあいづち表現と捉えて、それがすぐに出てくるようにしておくことです。
そのためには、日本語の「もちろん」というセリフも、機械的に「もちろん=of course」のように固定せず、いくつかのことばといっしょに、シード(セリフ表現)で身につけること。
Sure, why not?
Absolutely. Why not?
Why not? Good idea.
Why not? You got it.
Why not? Let’s go.
こんなやりとりを思い浮かべてみてください。
Why?(なんで?)(なんでやるの?)
Why not?(なんで、やらないの?)