なりきりコース Seed Pattern Practice (24) It works.
[プラクティスのポイント]
全部を正確に思い出すことではなくて、セリフとイメージのつながりをつけていくことがプラクティスです。挿絵の、身振り手振りの空間イメージを思い出してみましょう。
「ゆだねるプラクティス」は、一字一句おなじように言わなくてもかまいません。思い出せない場合もあるでしょう。
うまくいかない体験もまた、プラクティスです。そのようにして、じぶんからアウトプットし、それをくりかえすことで、セリフのつながり感、情景イメージが定着していきます。
英語のセンスは、発想のパターンを身につけることです。日本語とはちがう発想パターンです。続けていくうちに、シードのつながり方、その雰囲気を感じ取れるようになります。
[ニュアンスを日本語で]
はじめに、テクストや、日本語の意味をみないでプラクティス。
なれた後に、雰囲気のイメージを結びつけてみましょう。
*
どう?
ちゃんと動いている。さすが。
**
まず、やってみよう。うまくいくかどうか。
どうかなぁ。そんなふうにはいかないと思うけど。
***
いっしょにやるってのはどう?
うまくいくといいね。
[ツボノート]
「work = はたらく」というふうに、英単語にひとつの意味を固定するのではなく、このことばのもつイメージの広がりを身につけることが大切です。
日本語の「はたらく」ということばにも意味のひろがりがありますね。
仕事の「働く」だけではありません。機械が機能することもそうでし、ものごとがうまくいく、すすむこともそうです。
テーマ(24)のシードは、いろいろな使われ方がのっています。
日本語の「する」「やる」といった、広い意味あいでつかうことばにも似ています。
I must work harder.(もっとやらないと)
仕事でも、勉強でも、スポーツでも、あてはまります。
I’ll work on it. (やってみます)(作業予定です)
Next week works for me.(来週はだいじょうぶです)(来週なら好都合)
workということばのイメージについて、くわしく書いたエンパレットがあります。
こちらをごらんください。