⑥ 相手を思う気持ちで
頭の中に単語の知識があっても、それだけでは話せません。相手がいて、その相手に語ろうとする時、ことばが生まれます。相手を思う気持ちが、声のセリフになるのです。
ことばは、機械的にやりとりされるのではなく、かならず、人間の想像力を伴っています。相手の声セリフを想像できるから、瞬時に返事ができるです。英語を身につけるには、知識を覚えようとするよりも、相手を思う気持ち、その時の動作や姿勢をプラクティスすることが、はるかに大切です。
目の前に相手がいない時にこそ、ひとりでプラクティスできます。知識は後からついてきます。じぶんの声セリフだと思うことが上達の路です。相手に質問するつもりになることで、じぶんをふりかえり、想像力を鍛えます。