音声のサイエンスをプラクティスに活かす

Make every action count. 一回一回を大事に活かす。
 

図1は、英プラに参加した学生(A~K)の1週間の中での変化を表した一例です。1回目、シードを自力で読む。2回目、お手本の声を聞いてプラクティス。3回目、ツボ・miniプラを届けてプラクティス。4回目、セリフを話すつもりでプラクティス。各自50以上のフレーズを声にしたデータを集計したものです。

各自の変化の特徴もありながら、全員お手本に近づき、平均で29%、話すスピードが上がっています。適切なプラクティスの場を準備し、実践することで、短期間でも大幅に改善することを示しています。

図2は、workのrの発音について、上のグラフがお手本♣️(英語ネイティブ)、下が学生Dの4回目(図1で示したスピードの上達率が高かった学生)を表しています。rの音は、第2および第3フォルマントに特徴がありますが、青色で囲ったように明らかな違いをみることができます。(フォルマントは、発音を特徴づける音の周波数パターン)