英プラを支える「エンパシーム」(Empatheme) とは、シリコンバレーにおける9年間の研究開発と制作 をへて、米国、日本において発明特許を取得した、新しいテクノロジーです。静かにすわる、一瞬待つ、 ひと呼吸を入れる、声にするといった自然な動作を捉えます。その流れにあわせて、「間」をつくり、 ひと息単位で手や声のふるまいを共通の形式で記録・表現し、直感的な「視覚・聴覚データ(エンパシー ムデータ)」を生成します。このデータを学びの現場で共有し、実体験をわかちあうメディアとして活用 することで「苦しい勉強、きつい練習」のイメージとはちがった、プラクティスをもたらします。
英プラは、時間の差や、空間のバリアを気にせずにいつでも使える相互的なオンライン・プラットフォー ムです。生徒は自宅で、じぶんの声を聞いてプラクティスをふりかえり、変化を実感することができま す。先生は、それを見まもり、支えながら、生徒の「気づき」を導くことができます。エンパシームが、 プラクティスの流れを捉えた数秒単位の小さなメディアであることを活かし、じぶんと手本をひとつひと つ具体的に比較したり、例えば「ひと声のセリフ」ごとに、ネイティブに質問したり、各自のプラクティ スの特徴にあわせて統計的に効果の高いフィードバックや、アドバイスを送ることも可能になります
非営利一般財団法人エンパシームファウンデーションは、より多くの人がプラクティスの習慣を身につけ る世界の実現を目指し、日本・米国において広く社会に働きかける活動を始めました。その一歩とし て、日本の学校という学びの現場において、エンパシームを無償で提供し、英プラを通じて英語の基礎力 の上達を実証する協業をすすめています。各生徒のプラクティスにあわせて「英語という習慣」を身につ ける機会を共につくりあげていくことが、エンパシームファウンデーションの目指す新しい学びのイノ ベーションです。ぜひ、その活動としての英プラに、ご参加、ご協力いただけることを願っております。
本文は、英プラ公開に際して書いた文章です。英プラ内容、メソッドについて詳しく書いたものは、こちらのリンクから。