セリフで、情景を思い浮かべよう!


Keep の表現を身につける

Keepという動詞は、ものごとをそのままの状態にしておくこと。そのまま、続けることを表現します。
いろいろな表現ができます。

What made you so impressed?

The word keeps coming back over and over.

ある人の講演を聞いたふたりの会話です。

何に感動したの?
あのことばが頭からはなれない。

Keeps coming backとは、何度もくり返し戻ってくることです。
頭の中で、あるセリフがくり返されているのですね。

Don’t stop. Keep going.

keep goingは、とてもよく使うセリフです。
前進する状態をキープする、つまり、走り続けること。
運動でなくても、動作、行動を続ける時に幅広く使えます。

その調子。
そのまま進め。

Keep your head up.

息子を励ます父のセリフ。

前を向け。
自信を持て。
誇りを持て。
くよくよするな。

head up、つまり頭を上げた状態。
下を向くな、前向きな姿勢を保て。

単に前を向け、というだけでなく、自信をもって進め、というニュアンスがあります。

I’ll keep my fingers crossed.

何かの場面を見ている場面。
スポーツの観戦でしょうか。

人差し指と中指をクロスさせるポーズ。
幸運を祈る、という意味があります。

うまくいくといきますように!
幸運を祈る!


Keep your promise.

約束を守れ!
責任を果たせ。
信頼を裏切らない。

学校から飛び出して走っています。
約束があるのでしょう。

じぶん自身に語りかけることば。
相手との約束を守るためには、じぶん自身との約束を守ることから。

Keep your feelings inside.

胸に手を当てて、ことばをじぶんに言い聞かせるシーン。

思いは胸に秘めて。
感情は表に出さずに。
じぶんの心だけに留めて。

feelings(色々な思い)を内側に保つ。
心の中に留めておくこと。

人に言わないでも、じぶんにとって大切なことをしっかり胸に。
そのことを言いきかせるシーンです。

Let’s check!

想像力も、プラクティスで培われる

セリフを演じて情景やニュアンスを知ると、記憶に刻まれる

その人のセリフになりきって