まず、踏み出そう
平凡なセリフのやりとりの中に、プラクティスの秘訣があります。
イメージしてみよう
Math(数学)を習っている場面ですね。
I’m confused now.
OK, let’s go back to where we started.
わからなくなっちゃった。
スタート地点にもどって考えてみよう。
I’m confusedは、話が複雑になって頭が混乱した時などに使います。
途中でわからなくなること、ありますよね。
このような平凡なセリフやりとりの中にも、プラクティスの秘訣があります。
それは、「つまづいたら、元にもどる」です。
どんな習い事も、必ずつまづいたり、つっかえたりするもの。
その時は、元にもどればよいのです。
わからないまま、進むのではなく。
気持ちを想像してみよう
あるオフィスでの会話。
Let’s schedule a meeting.
Sure, but let’s keep it short.
今度、ミーティングしよう。
了解。でも、簡潔にやろうね。
ミーティングをするのはよいけれど、短くしよう、と答える場面。
Keep it short.(簡潔に)は大事なことばです。
長くやればよいのではなく、集中してすること。
話を複雑にするのではなく、簡潔にすること。
日々のプラクティスもおなじです。
あれこれやらなくては、頑張らなくては、と思わないことです。
Keep it simple.(シンプルに)
すんなりと、はじめることです。
情景を思い浮かべる
パズルで遊ぶ、ふたりの少年。
Let’s get started.
Let’s be honest. We must follow through.
さあ、はじめよう。
正直に言うけど、やりだしたら最後までやろうね。
「はっきり言うけどさ、この間みたいに途中でやめないでね」といったニュアンスがあります。
「最後までする」ことが大切。
そのとおりですね。
でも、それ以前に「踏み出す」ことがもっと大切です。
始めなければ、続けようもありませんから。
Let’s get started.
(はじめよう)
じぶんを仕向ける
Let’s get started.は「始める状態に入る」というニュアンスがあります。
いきなり、Let’s start.(始めよう)という以前に、そちらの方向にじぶんを仕向けることです。
このことばを声に出すと、自然に気持ちが前にむかいます。
別の言い方をすると、Let’s get started.は、「気を楽にして、やってみよう」です。
Let’s check!
日常のやりとりのセリフの中にプラクティスの秘訣がある
いちばん大切なことは「まず、踏み出す」こと
Let’s get started. 気を楽にして、じぶんを前向きにする
気を楽にして!