いそがなくたっていいんだよ
岸田衿子さんの詩集から「南の絵本」を。
いそがなくたっていいんだよ
オリイブ畑の 一ぽん一ぽん
オリイブの木が そう云っている
汽車に乗りおくれたら
ジプシイの横穴に 眠ってもいい
うさぎにも 馬にもなれなかったので
ろばは村に残って 荷物をはこんでいる
ゆっくり歩いて行けば
明日には間に合わなくても
来世の村にたどりつくだろう
エンパシームは、人間の自然な身体行為の流れの中に「間」をつくり、
それを日々のプラクティスに活かす発明特許メソッドです。
がんばろうとするのに、うまくいかない、続かない。
誰もが抱えている、この問題を克服するためにエンパシームは発明され、
メソッドとして使えるようになりました。
エンパシームをスマホアプリで無償で提供し、だれもが
「小さな間をつくる・じぶんをふりかえる・人とわかちあう」
習慣づくりの環境とメソッドを提供します。
上のアイコンからダウンロードできます。
ひと息の「間」から、自然な流れ。プラクティスの「姿勢、声、場の空気」を後でふりかえり、ふるまいが持続する「路」をつくる。エンパシームをつかって、人と大切なことばをわかちあう。
岸田衿子さんの詩集から「南の絵本」を。
いそがなくたっていいんだよ
オリイブ畑の 一ぽん一ぽん
オリイブの木が そう云っている
汽車に乗りおくれたら
ジプシイの横穴に 眠ってもいい
うさぎにも 馬にもなれなかったので
ろばは村に残って 荷物をはこんでいる
ゆっくり歩いて行けば
明日には間に合わなくても
来世の村にたどりつくだろう
感情とは何でしょうか?
自然に起きる気持ちのことですよね? 何か外部に原因があり、その刺激に対して、内部で反応すること。
一般に、そう思われていますが、事情は少し違います。実は、「感じる」という現象は、外界に起きていることを身体で受け取った感覚の「意味の産物」なのです。
リサ・バレットさんは、このように説きます。
「感情は、意味を生成する作用(シミュレーション)によって、つくられます。シミュレーションは、精神作用・心理現象の基本設定モードです。心拍とおなじように、無意識的、自動的におきています。」
大和和尚さんは、このように説きます。
「古来、「ほとく」ということばがありました。こんがらがったヒモを「ほどく」と同じです。「ほとけ」とは、ほどかれた、安らかになった状態のことです。
仏教ということばは、仏の教えと書きますが、これは明治につくられた言い方で、それまでは「仏法」でした。長い間、仏法とよばれていたものが派生して、もっと広い範囲で解釈されたものの全体が仏教です。