サイエンスも心の学び
グリネル大学長のレイナード・キングトンさんと。
レイナード:アメリカ中、どこの学長さんと会っても同じ話題になります。最大のチャレンジは「偏り」。どうしてもSTEM(*注)に偏りがち。
学生は卒業後の稼ぎに目がむく。それから、多様性(Diversity)。色々な背景、経済事情をもった、個性ある学生を含めて、ひとつの全体を構成するのが大きな課題。言うのは簡単だが、なかなか大変。
りっこう:そうですね。サイエンスはスキルだけではなく。サイエンスの心、つまり人間の心を養うことですね。
レ:そのためにはできるだけ、いろいろの学び、いろいろの学生、それらの体験がつながる必要がある。