Less is more (6) 望みをつなぐには?
It’s okay.(だいじょうぶ)
このことば以外には、ほとんどセリフがありません。
でも、このひとことが意味深いのです。
『Arctic』という映画。
絶望の際で、生きる望みをつなぐ話です。
北極地帯に不時着したパイロット、オボァガードは、極寒の地にひとり残されました。
ある日、救助に現れたヘリコプターも、強風のため、目の前で墜落してしまいます。
命をとりとめた瀕死の女性を介抱しながら、オボァガードは助かる方法を模索します。
エンパシームは、人間の自然な身体行為の流れの中に「間」をつくり、
それを日々のプラクティスに活かす発明特許メソッドです。
がんばろうとするのに、うまくいかない、続かない。
誰もが抱えている、この問題を克服するためにエンパシームは発明され、
メソッドとして使えるようになりました。
エンパシームをスマホアプリで無償で提供し、だれもが
「小さな間をつくる・じぶんをふりかえる・人とわかちあう」
習慣づくりの環境とメソッドを提供します。
上のアイコンからダウンロードできます。
ひと息の「間」から、自然な流れ。プラクティスの「姿勢、声、場の空気」を後でふりかえり、ふるまいが持続する「路」をつくる。エンパシームをつかって、人と大切なことばをわかちあう。
It’s okay.(だいじょうぶ)
このことば以外には、ほとんどセリフがありません。
でも、このひとことが意味深いのです。
『Arctic』という映画。
絶望の際で、生きる望みをつなぐ話です。
北極地帯に不時着したパイロット、オボァガードは、極寒の地にひとり残されました。
ある日、救助に現れたヘリコプターも、強風のため、目の前で墜落してしまいます。
命をとりとめた瀕死の女性を介抱しながら、オボァガードは助かる方法を模索します。
私たちはみな、じぶんの手持ちの力で暮らしています。
個人も、社会もみな、持てる力を活かして生きています。
持てる力とは、とても限定的なものです。
周囲の状況がかわると、発揮できる力も限定をうけます。
リチャード・セイラーさんは、こう言います。
「人間は、いつも合理的な選択をするわけではない。合理性も、自制心も、利己心も、みな限られている。状況、環境によって、いつもの自分とは、ふるまいが変化する。人間には、共通のクセがある。」
フロネーシス (Phronesis)ということばがあります。
知恵の中でも特に、身をもって体験することによって培う知恵のことです。
実践の知と呼ばれますが、それは、修養の習慣によって身につける知恵のこと。
「プラクティスの知恵」、「修養の知」。
古代ギリシャのアリストテレスは、修養によって、心のバランスを保つことを説きました。
じぶんの心を落ち着けるプラクティスが修養です。
知恵を表すことばには、WisdomやIntelligenceといったことばがあります。
、
アリストテレスは、温和、親愛、正直、謙虚、勇気、共感をもっとも大切にしましたが、これらの徳をまとめるたまとめる大きな知恵を、フロネーシスと呼んだのです。