(10) Come over when you get a chance.
💧「正しく読もう」としないで!
💧「相手のための」セリフ。
💧思い切って、ひと息でやってみよう。
💧お手本をまねる、といっても「速すぎて」聞き取れない、なかなかおなじように言えない。そう感じますよね。でも、これにはちゃんと理由があるのです。私たちは日本語を身につけています。日本語は、いわば「カナモジのリズム」。カナ文字を読むように話しているのです。カナモジリズムの日本語の中で、たくさんの英語の単語にも慣れ親しんでいます。そのために、リズムのちがう英語の音が捉えづらいのです。特によく知っている簡単な単語がいちばん聞こえません。なぜかと言うと、英語の音リズムでプラクティスしていないからです。
💧まず、カナモジ式に「読まなければ」だんだん英語のリズムに慣れてきます。プラティスのはじめは、まねることです。そのとき、一番のバリアとなるのが、「失敗しないようにキチンと読もう」とすることです。、英プラの時だけは、「間違ってはいけない」という気持ちを忘れてみましょう。英語は声の身体運動。楽器を吹く練習、ボールを打つ練習とおなじです。小さなプラクティスをくりかえして身体がなじむことがいちばん大切です。
💧英プラは、ひと息で言える自然な「声のセリフ」です。思い切って、ひと息でやってみましょう。本当に相手に向かって語りかけている気持ちになることが、バリアをとりはずしてくれるツボです。そんなふうに言うのはずかしい?こんなふうに思ってみてください。「ことばは相手のために」です。ことばはじぶんのものだと思うので、うまくできないとはずかしくなったりするのかもしれません。そうではなくて、息が放たれることによって出ていく声のセリフは、想像している相手のためのもの。ひとのために話しているのです。文字を読むのではなく、ことばを話すのです。
🌸 このminiプラ「シェア編」は、英プラ「トレイル しっかりコース」を歩いている途中のユキさんのプラクティスです。思い切ってやっている風景をわかちあってくれました。ユキさんは言います。「上手に読もうとしないことなんですね。読まないで、ひと息でやってみます!」