(9) Wait, I'll be right back.

🌱そのつもりで言ってみる。
💧弱く短いことば、I’ll。
💧間合いをいれて、一気に。

🌱場面を思い浮かべてみましょう。相手から、I want to try this one. 「これ、試したいんですけど」とたずねられました。何かに取りかかっている最中、一瞬その場を離れないといけない、場面。そこで、あなたは、こんなふうに言います。 Wait, I’ll be right back. すぐもどるので、ちょっと待ってください。声リズムのツボの原点は、相手にむかってことばをかけるふるまいです。顔をあげて、そんなつもりで言ってみましょう。

 

💧I は、最も基本的な単語ですね。そのため「I=私=アイ」というふうに、カナモジ式に覚えているかもしれません。でも実際のセリフでは、弱く短くなることがたくさんあります。I’ll という表現は、じぶんの意思、気持ちを表す表現で、頻度はとても高いです。「アイル」というカナモジ式ではありません。よく聞いて、まねてみてください。I’ll be は「弱く短く、速く」なります。

 

💧このSeed (ひと息のセリフ)は、5つの円符がつらなるリズムです。1.5秒くらいのseedです。waitといって、間を入れます。これが全体の半分、残りが円符4つで半分。このように、間合い、弱く短い円符、そして強い円符が、ひとつの連なりになり、相手に伝わるリズムになるのです。ひと息で、おなじように言ってみましょう。