(11) Okay, I'll give it a try.
💧顔をあげて、軽やかに。
🌱まず、やってみよう。思い切ってひと息で。
🌱素直にすぐできることと、知識をもっていることはちがう。
💧文字を読もうとせずに、顔をあげて、軽やかにやってみましょう。相手に言うつもりになることが、プラクティスの根本です。そのようにじぶんをしむけることで、リズム感や声の調子がしぜんについてきます。今までの習慣から、つい「文字を読んでしまいがち」ですが、むしろ読むことは忘れて、演じることなのです。Let’s give it a try!
🌱まず、やってみよう。うまくいくとか、いかないとか、はじめから考えすぎずに、やってみること。心配せずに、思い切ってやってみる。そんなニュアンスのことばです。I’ll try it. といえば、それを試してみる、使ってみるという意味ですが、I’ll give it a tryは、話題になっているものごとに対して、体験、挑戦してみる、という気持ちを表します。
🌱場面を想像してみましょう。アニメーションのように、シャボン玉をいっぱい、美しく出すことはどうでしょう。シャボン玉でしょ、知っているよ。頭の中の知識として知っていることと、実際にやってみることとは違いますね。私たちはいろいろな知識を持っているがために、やらずにすませてしまうことが多いですね。
このことばの意味を聞いて知っていることと、実際にひと息で声に出して言えること、その体験を素直にできることとは、おなじではありません。じぶんのセリフとしてやってみることを素直にできることが、実は、プラクティスの秘訣です。