なりきりコース トレイル2 Seed Pattern Practice (57) Some do.
[プラクティスのポイント]
トレイル 2のテーマSeedでやりとりの場を想像するプラクティス。
挿絵にある情景、身振り手振りの空間をイメージしてみましょう。
セリフをアウトプットしながら想像することでセンスが身につきます。
いっしょにやって想像をはたらかせてみましょう。
そのあとでエンパレットのツボノートをみて復習しましょう。
[ニュアンスを日本語で]
はじめに、テクストや、日本語の意味をみないでプラクティス。
なれた後に、雰囲気のイメージを結びつけてみましょう。
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みんな図書館を利用しているの?
する人もいるし、しない人もいる。
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どんなにたいへんなことかわかってるのかね、あの人たち。
一部の人はね、たぶん。
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ほとんどの副詞は、lyでおわる。
lyでおわらないことばもあるよ。
[ツボノート]
Someは、全体の一部分を指すことばです。
Some people say that. (そんなふうに言う人もいる)
数量的に「いくつかの・なにがしかの」という、日本語にするとこなれない時は、「一部の」という日本語がぴったりします。
Some students still believe that’s true. (一部の学生は、まだその話を信用している)
全体があり、Some(一部分) と others(他の部分)があるというイメージ。
両者をセットにして覚えることです。
このSeed Pattern Practiceの対話をプラクティスすることで雰囲気をつかんでください。
場面によっていろいろな動詞があるわけですが、基本形は:
Some do, others don’t.(する人もあり、しない人もある)
なお、other と anotherのちがいについて。
anotherは、別の、もうひとつの、という意味です。
おなじものであっても、ちがうものであっても、かまいません。
I want another cup of coffee.(コーヒーをもう1杯飲みたい)
おかわりにあたることばは another cup, another glass といった表現になります。
Do you have another room?(別の部屋はありますか?)
おなじ種類、タイプ、カテゴリーのものや人について言う時が、another。
otherは、ちがうものを指します。
Some do, other don’t. という時、するタイプの人と、しないタイプの人がいる、という意味です。
others は、ちがうの部分を指すからです。