[プラクティスのポイント]

トレイル 2のテーマSeedでやりとりの場を想像するプラクティス。
挿絵にある情景、身振り手振りの空間をイメージしてみましょう。
セリフをアウトプットしながら想像することでセンスが身につきます。
いっしょにやって想像をはたらかせてみましょう。
そのあとでエンパレットのツボノートをみて復習しましょう。

[ニュアンスを日本語で]

はじめに、テクストや、日本語の意味をみないでプラクティス。
なれた後に、雰囲気のイメージを結びつけてみましょう。

＊
もうそろそろ決めないとね。
もちろん。そのつもり。ぼくの役目だから。

＊＊
なんだか、話がめんどうになってきたね。
そうなんだ。とりかかっているんだが。

＊＊＊
ガイドにしたがって、毎日やることよ。
うん、いまやっているところ。

[ツボノート]

onは「〜の上に」と覚えているかもしれません。
が、onは、くっついている、触れている状態を表すことばです。
「上に」は、くっついている状態の一部です。

It’s on the table. (テーブルにのっている）→ ものが何かの上にのっている時、接触していますね。
It’s on the wall. (壁にかかっている) → この場合、壁の上に、とは言いませんね。

くっつている、触れているというイメージを持ってください。
物理的なこと、空間的なことだけではなく、幅広く使われます。

関わっている、取りかかっているといった表現になります。

I’ll work on it. (これから取りかかるよ）

I’ll sleep on it. (よく考えてみる）

I have to focus on it. (そのことに集中しないと）

You can rely on me. (私を頼りにして）

トレイルにもこうした表現がでてきます。いずれも、対象となることに「ついて」行動することを表します。

テーマカード (35)  I’m on it. は、on ということばのイメージを集約しています。

ひとつひとつのシードに onがはいっていますが、「くっついている」イメージをもって、ふりかえってみてください。