Seed Pattern Practice (16) That's the thing.
[プラクティスのポイント]
全部を正確に思い出すことではなくて、セリフとイメージのつながりをつけていくことがプラクティスです。挿絵の、身振り手振りの空間イメージを思い出してみましょう。
「ゆだねるプラクティス」は、一字一句おなじように言わなくてもかまいません。思い出せない場合もあるでしょう。
まず、カードのタイトルシードを言ってみましょう。あとでminiプラを見直してみると、あーこれだったな、と思い出します。
うまくいかない体験もまた、プラクティスなのです。そのようにして、じぶんからアウトプットし、それをくりかえすことで、セリフのつながり感、情景イメージが定着していきます。
英語のセンスは、発想のパターンを身につけることです。日本語とはちがう発想パターンです。続けていくうちに、シードのつながり方、その雰囲気を感じ取れるようになります。
[ニュアンスを日本語で]
はじめに、テクストや、日本語の意味をみないでプラクティス。
なれた後に、雰囲気のイメージを結びつけてみましょう。
*
それだよね、まさに。
何のこと?いい話?
**
他のことは気にせずに。
うん、そうね。それが大事。
***
いちばん大切ものはさ、気力だよね。
まさに、それ。
[ツボノート]
the thingは、問題、課題、大事なこと、懸案事項、話の内容、と言った意味です。日本語でも、あれだよね、という表現を使いますね。まさに、それだよね、といったニュアンスのことば。That’s it.も似たニュアンスがありますが、相手の言っていることや、状況を受けて、より幅広く使えます。the thingは、じぶんと相手で共有する話題があるということです。
なお、the thingを使った表現には、The thing is .. と話を切り出す言い方もあります。The thing is (じつは、ことはね、あのね) と言い出したら、何だろう?という想像が働きます。じぶんから言うときには、これから何かを言うよ、という前触れになります。