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間をつくれば、克服できる
Go with the flow. エンパシームの流れにプラクティスをゆだねよう。
私たちの日常は、自意識を助長して不安や混乱を掻き立てる情報でいっぱいになっています。それらを気づかぬうちに「入力」し続け、一瞬を待つ間もないような状態。これでは、じぶんから「出力」することがたいへんむずかしくなります。出力とは、身体をつかってやってみる、ひとつひとつの行為のこと。声に出す、ことばにする、といった、ひとつひとつの身体行為がプラクティスです。
しかし、入力過剰といっても、日常全部を変えようとすることではありません。日常の中に、小さな間をつくることです。静かに、身体を楽にしてすわると、気持ちが穏やかになり、自然な間が生まれます。日常の情報入力をいったん止めるには、何もない、空いた状態の間をつくることです。すると、自然に、静穏なじかんの流れができます。
エンパシームは、そのような間をつくり、自然な流れを生み出す発明です。この流れにそって、自然な声のリズムで「出力」することばを最大限に生かして、プラクティスを身につける方法がエンパシームメソッドです。静穏な空気と声の力は、自意識を和らげ、出力を手助けしてくれます。英語を身につけるプラクティスで、いちばんはじめに大切なことは、気を楽にして、静穏の間をつくり、身につけるべき声のリズムをじぶんで出力することです。