円符の中身
円符 (Emp)は、形、大きさ、色、模様、向き、連なりのある表現。
声の身体運動が見えるように、数えられるようにして、楽しくプラクティスをするためのツールです。
円符 (Emp)は、形、大きさ、色、模様、向き、連なりで、声の身体運動が見えるように、数えられるように、楽しくプラクティスできるように編み出されたツールです。
円符が表すもの:
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粒の数=アゴが動かす回数=口・舌も動かし、息の区切れの単位。
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粒の大きさ(面積)=音の強さ=息の量(弱く短い粒、強く大きい粒がリズムをつくります)
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粒の長さ(幅)=発話の音節の長さ(短さ)
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粒の中の模様:渦巻き=内容語、ギザギザ=機能語)(息を強くする「ストレス」は渦巻き語と、一部のギザギザ語)
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粒の向き(流れ);音程のイメージ(上がり下がり)(質問など発話のコンテクストも)
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色粒全体の長さ=発話時間(ほんの1-2秒のできごと)
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音に意味がある、というイメージ(音リズムと意味は密接に結びついています)
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円符に添って、seed(ひと息の声セリフ)に記号をつけています(IPA国際記号をセリフにあわせて、文字の大きさ、位置で工夫しています)
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説明するとこんなかんじですが、考える必要はまったくありません。私たちは、直感的に、無意識的に、ことばを身につけるのですから。声リズムもそのように身につけるものです。そのためのツール円符も直感的に。